計算方法
高さを等しい蹴上げに分けます。水平距離を指定した場合は、すべての段数を試し、歩幅 2R + G(蹴上げ 2 つと踏面 1 つ)が目標にいちばん近く、上限・下限も満たす段数を選びます。段数または蹴上げを指定した場合は、踏面を G = 目標 − 2R で求めます。
踏面の数は蹴上げの数より常に 1 少なくなります(最後の 1 段は上階の床)。階段の長さ = 踏面の数 × 踏面寸法。踏板の奥行きは踏面に段鼻の出を足した値です。
勾配 = arctan(蹴上げ / 踏面)。ささら桁では、垂直カットは直角から勾配の角度だけ、水平カットは 90° − 勾配だけ傾けます。
側桁の長さは、ギザギザの形全体が取れるいちばん短い板の長さです(床上の手前の角から上階の床下の最後の切り欠きまで)。切り欠きの下に残る板幅も表示します。
頭上高さは、段鼻を結んだ線から開口端の天井下面まで鉛直に測ります。
前提条件
- このツールは形状と数量の計算で、構造計算ではありません。側桁の断面、スパン、固定方法、手すりは法令や構造設計者の指示に従ってください。
- 制限値は国や建物の種類によって異なるため、入力値にしています。快適な歩幅 2R + G は一般におよそ 600〜650 mm です。日本では建築基準法施行令の蹴上げ・踏面の規定を確認してください。
- 2 本のささら桁に載る直階段で、踏板は階段の全幅に渡ります。踏板の厚みは各切り欠きで差し引くため、仕上がりの蹴上げはすべて等しくなります。
よくある質問
- 2R + G とは何ですか?
- 蹴上げ 2 つと踏面 1 つの和を、平均的な歩幅(約 600〜650 mm)に合わせる目安です。蹴上げ 175 mm・踏面 280 mm なら 630 mm で、住宅として上り下りしやすい階段になります。
- 踏面が蹴上げより 1 つ少ないのはなぜですか?
- 下の床から最初の踏面へ、最後の踏面から上階の床へ上がるためです。蹴上げ 16 段の階段は踏面が 15 枚です。
- 天井の開口はどれくらい必要ですか?
- 頭上高さのチェックをオンにして、開口の長さと床の厚みを入力してください。開口端での有効高さと、必要な頭上高さを確保できる最短の開口長さが表示されます。
計画用の目安です。構造部材の寸法や荷重は確認していません。メーカーの施工説明書と地域の建築ルールに従ってください。